2010年11月18日木曜日

CEDEC 2009にて「大航海時代 Online」での5年間を






ネットワーク事業部 オンラインサービス部長
渥美 貴史

 9月1日?3日に,パシフィコ横浜で開催されるCESAデベロッパーズカンファレンス2009(CEDEC 2009)。その中で,9月2日にコーエー ネットワーク事業部 オンラインサービス部長 渥美 貴史氏(以下,渥美氏)によるセッション,「『大航海時代 Online』の運営戦略、そして次のステージへ」が予定されている。



 渥美氏といえば,「大航海時代 Online」の開発当初から開発ディレクターとして携わり,現在は運営プロデューサーとしてサービスを支えている人物だ。と,改めて説明してみたが,4Gamer読者にはインタビューなどでお馴染みの人物なので,ご存知の方も多いだろう。



 そんな渥美氏が今回,大航海時代 OnlineをテーマにCEDECでセッションを行うという。なぜ,今回“コーエーの運営戦略”ではなく,“大航海時代 Online”を前面に出した運営戦略となっているのか,実際にどのような内容が語られるのかを,CEDECの事前取材として渥美氏に聞いてみることにした。












「大航海時代 Online」での経験/実例を通して,オンラインゲームの運営戦略を振り返る




4Gamer:

 本日はよろしくお願いします。さっそくですが,今回CEDECで講演するにあたり,なぜ「大航海時代 Online」をテーマとしたのでしょうか? 例えば,コーエーとしてであれば,もっとも長くサービスしているタイトルに「信長の野望 Online」がありますよね。








渥美 貴史氏(以下,渥美氏):

 やはり私自身が「大航海時代 Online」の開発当初には開発ディレクターという形で,その後,運営プロデューサーとして現在も携わっている,ということが大きな理由ですね。

 また大航海時代 Onlineは,5年という長期間の運営サービスが行われています。その間に,今年の4月にはPLAYSTATION 3版でのサービスが開始され,先月の7月26日には拡張パック第3弾となる「大航海時代 Online ?El Oriente?」を発表しました(関連記事)。ですので,このタイミングでいろいろとお話しできるのは良い機会なのではないかと考えています。



4Gamer:

 講演内容が「『大航海時代 Online』の運営戦略、そして次のステージへ」ということで,El Orienteに関する話も何か聞けるのかな? と,ちょっと期待もしてみたいですが,今回はCEDECということを考えると,ちょっと話の方向性は違いますよね(笑)。



渥美氏:

 そうですね(笑)。ただ,将来的なことも,何か話せる範囲でちょっと話せれば良いかなとは思っています。

 実は今回CEDECで講演するにあたって,一番悩んだのが想定ターゲットなんですよ。まず,初級の方向けの講演にするのか,中/上級の方向けにするのか……初級,中級というのはちょっと抽象的ですが,たとえば技術的なことも含め難しめな話にするのか,またはこれまでの経験を踏まえて運営の自論を展開するのかといったところです。しかし,今回は私自身もCEDECで講演するのは初めてですので,大航海時代 Onlineを通して,これまでこういうことが起こり,それに対してこのように対処した……といったことを,開発/運営目線から実例を交えてお伝えできればと思い,初級で設定しました。



4Gamer:

 なるほど,渥美氏本人の経験談を元に,これまでの大航海時代 Onlineの……オンラインゲームの運営戦略を振り返ってみるのであれば,“大航海時代 Online”がテーマになるのは当然です。では,講演内容はどのようなものになるのでしょうか?



渥美氏:

 具体的には,運営期間を第1期から第5期に分けて,時系列順にお話しすることになると思います。5年近くサービスを続けてきた中で,大航海時代 Online風に言うならば,順風満帆なときもあれば,嵐の真っ只中だったときもあり,さまざまな経験を重ねてきました。そのときどきに応じて,我々がどのようなことを考えながら運営を続けてきたのかをお話しする予定です。これは,そのまま運営のケーススタディになる話だと思います。



4Gamer:

 長期間のサービスの中ではいろいろあったと思います。その生の体験談が聞けるのは,運営に携わっている方はもちろん,プレイヤーの方でも運営の裏側が聞けそうで興味深い話になりそうです。



渥美氏:

 5年近くに及ぶ体験談を60分の講演にまとめるのは難しいのですが,その分密度の濃いものにしたいと思うので,何かの参考にしていただければ嬉しいですね。













五つの期間から見えてくる,オンラインゲームの運営方針









4Gamer:

 今回,大航海時代 Onlineのこれまで,これからを5期に分けて話すとのことですが,具体的にはどのように分けられているのでしょうか?



渥美氏:

 そうですね,まずは,2005年3月の正式サービス開始から初の大型アップデートを実施した8月までが第1期となります。



4Gamer:

 正式サービスの開始時というと,いろいろと大変な時期ですよね。





渥美氏:

 ええ。第1期,つまり正式サービス開始時は,どのオンラインゲームでもあると思うのですが,まず正式サービス以前から遊んでいたプレイヤーさんによって,コンテンツがやり尽くされている状況が生まれます。講演では,そこで我々が取ったアプローチ……つまり,いくつか戦略はあると思いますが,どう分析し,どのように対応したかをお話しできると思います。



4Gamer:

 なるほど。βテスト時におけるコンテンツの消費スピードは凄まじいですからね。



渥美氏:

 もちろんコンテンツのやり尽くしというのは一例に過ぎず,正式サービス開始時は,いろいろな部分が一番安定していない期間です。ですので,大航海時代 Onlineに限らず,オンラインゲームではさまざまな問題が起こっていると思います。その中でどういう優先順位で問題解決に着手したのかというところを,大航海時代 Onlineで発生した実例で紹介するつもりです。



4Gamer:

 サービス面にしても,サーバーやクライアントといった技術的なものにしても,予想外の問題が起こりうる時期ですよね。



渥美氏:

 そうです。企画書を作り,実際にサービスインしたときに,こういったところは実現できたという一方で,計算外だったり誤算だったりという部分があります。実はそういった誤算が,次のアップデートに向けたフェーズで,問題点となっていろいろと噴出したんですよ。



4Gamer:

 それは,問題点が一つ出てきたら,アレもコレもと連鎖するといったものですか。



渥美氏:

 うーん,連鎖というか,違う観点での問題が出たんです。詳しくは,講演で話せたらと思いますが,本当に誤算でした。



4Gamer:

 どのような誤算があったのか気になる
引用元:函館市歯科の総合情報サイト

2010年11月11日木曜日

戻るなら今!「コンチェルトゲート」でカムバック











コンチェルトゲート
配信元NHN Japan配信日2008/03/19

<以下,メーカー発表文の内容をそのまま掲載しています>



『CONCERTO GATE(コンチェルトゲート)』で

「コンチェに戻ってみんなニコニコ?」カムバックキャンペーンを実施

?クエスト追加や大好評キャンペーンの再実施も?








NHN Japan 株式会社は、同社が運営するインターネットゲームポータルサイト「ハンゲーム」で提供?運営中の、株式会社スクウェア?エニックス制作、新生&王道 オンラインRPG 『CONCERTO GATE(コンチェルトゲート)』(以下、コンチェルトゲート) にて、2008 年3 月19 日(水)より「コンチェに戻ってみんなニコニコ?」カムバックキャンペーンの開催と、メインクエストや新スキル追加のアップデートを実施します。カムバックキャンペーンは、『コンチェルトゲート』登録者で、2007 年12 月からゲームをプレイされていない方を対象に行うもので、キャンペーン期間中にログインされた方全員に、すぐに役立つゲーム内

アイテムセットをプレゼントします。また、同期間中には、昨年11 月から今年1 月末にかけて開催してお客様より好評を博した「五勇者の謎を追いかけよう」キャンペーンを再度実施します。





詳細は下記にてご案内いたします。



【「コンチェに戻ってみんなニコニコ?」カムバックキャンペーン 概要】

?開催期間:2008 年3 月19 日(水)?4 月16 日(水)定期メンテナンス前

?特設ページURL:http://concgate.hangame.co.jp/event/comeback/index.nhn






?イベント対象者:

すでに『コンチェルトゲート』の利用登録をしている方で、2007年12月からゲームをプレイされていない方

?内容:

?キャンペーン対象者がキャンペーン開始以降にゲームにログインされるともれなく、お得なお役立ちゲーム内アイテムセット「カムバックニコニコアイテムセット」をプレゼントします

?アイテムセットにはオシャレ装備の強化などに使えるアイテム合成券や、キャラクターの能力値を振り直せる各種の「種」、キャラクターの姿かたちを変更できるチケットなど14 種類のアイテムが入っています。



※同時に実施する「五勇者の謎を追いかけよう」キャンペーンについて

昨年11月から今年1月末にかけて実施して好評を博したキャンペーンで、カムバックキャンペーン対象者に限らず『コンチェルトゲート』の利用登録者全員が参加できます。参加者は『コンチェルトゲート』の対象クエストをクリアすることで、もれなくアイテムを入手できます。お得に『コンチェルトゲート』のストーリーをおさらいしていただくチャンスです。今回のキャンペーンでは前回と色違いアイテムのプレゼントをご用意しております。





【アップデート 概要】

?実施日:2008 年3 月19 日(水)

?内容:



1)メインクエスト「勇者を継ぐ者」の追加

「勇者を継ぐ者」について

?受けられる場所/ファンブルグ

?推奨レベル/ 25 前後

?ストーリー/ 失踪したトカマクは依然見つからず、士気が上がらない五勇者捜索隊。隊存続の危機を感じた王宮召還士ゲイツは冒険者たちにトカマクの捜索を依頼します。依頼を受け、捜索を続けている捜索隊員マロリーと接触した冒険者はトカマクが目撃された、という場所を聞いて向かうのですが…。



2)新スキル「護衛」の追加

?「護衛」は、身を呈して対象を攻撃から守る戦士系職業のスキルで、戦闘中、危なくなった仲間やペットに対して使用します。「護衛」を有効活用してより有利に戦闘を進めることができるようになります。










引用元:SEO | 静岡市